2017年 日本アルプス縦走・4日目~尖った槍ヶ岳を越えて穂高岳へ~
日本アルプス縦走も北アルプスの後半部分にして核心部に差し掛かってきました。
4日目の8月12日、午前3時に起床。
北アルプスの核心部、槍ヶ岳と穂高岳を越えるために余裕を持つべく、少し早起きしました。
槍ヶ岳と穂高岳の一帯は岩だらけの岩稜地帯で、切れ落ちた岩場の通過に時間がかかり体力も消耗するので、余裕を持つことは重要です。
しかし、この槍ヶ岳と穂高岳の岩稜帯の眺めこそヨーロッパのアルプスに引けをとらない素晴らしいもので、個人的には一番好きです。
朝食を済ませてテントを畳み、まだ暗闇の中、午前4時には黒部五郎小舎を出発。
三俣蓮華岳を越えて双六岳へ
三俣蓮華岳へ樹林帯を登ると、背が低いハイマツが生える稜線に出ました。
今日は雲が厚いのか、夜が明けないと真っ暗。
まだ早朝で暗く、登る人はほぼなし。風は強く、木々や自分のウェアがバサバサ音を立てる。
気を取り直して、たった1つのヘッドライトの明かりを頼りにハイマツ帯の中の道をひたすら駆け登る。
三俣蓮華岳への登りの途中で太陽が上がってきたのか、雲が薄いところから徐々に明るくなっていきました。
三俣蓮華岳に登頂するあたりで日の出が。
雲が多く、キレイな太陽は見れませんでしたが、夜明けとともに気持ちも楽になりました。
登山者の少ない稜線を気持ちよく飛ばして歩いて双六岳へ。
双六岳へ登らずにショートカットをして双六小屋へ向かう方が少し楽でしたが、双六岳の山頂の独特な景色が見たいがために双六岳に寄ることにしました。
そもそも、日本アルプス縦走の趣旨が「自分が登りたい山に登ること」だったので、迷わず寄り道。朝で体力に余裕があったことも大きいですが、、、。
双六小屋へのショートカットルートを下へ見送り、双六岳へ登ると尾根が広く平らになっていきました。
この辺りは草原になっていて高山植物の花が咲き乱れる場所です。この日は山に霧がかかっていて、より一層幻想的な景色に。
独特な雰囲気の場所、双六岳
黒部五郎小舎を出発して歩くこと約2時間、午前6時に標高2,860 mの双六岳に登頂。
岩がゴロゴロしている山頂には双六小屋から登ってきたと思われる人が数名いました。
僕が双六岳に寄りたがっていた理由は、山頂から小屋方面へ行った風景にあります。写真を撮り、ほんの少し休憩してその場所へ向かいました。
双六岳の山頂のある稜線は平らでとても広いです。その砂礫の稜線に登山道が一筋の線のように続いています。
この日は周りが雲で見えなかったので、ここだけ雲の上に取り残された世界のようで面白い!
この平らな場所は背が低い草が島のように固まって生えていてそれも面白いのですが、氷河地形の一つである亀甲状土が見られます。
氷の凍結・融解作用によって小石が円形に集められて、特徴的な模様を作るのだとか何とか、、、気になる方は是非行って自分の目で見てください!
双六小屋へ
続々と双六岳に登っていく人たちとすれ違いながら下っていくと、やがて眼下に赤い屋根の双六小屋が見え始め、ハイマツの斜面を下ると到着。
まだ朝7時前と早く、小屋の販売なども始まっていませんでした。
ここのお昼ご飯はおいしいので少し楽しみにしていましたが、今回は残念。また来ます。
これから双六岳に登る人やもう新穂高温泉に下る人、僕と同じように槍ヶ岳を目指す人など、多くの登山客がいるのを横目に、少し休憩してからいよいよ尖った槍ヶ岳へ!
西鎌尾根を登って槍ヶ岳へ!
さて、双六小屋からは西鎌尾根という長い尾根を登って、標高3,180 mの槍ヶ岳へ行きます。
双六小屋から砂礫の斜面を一登りすると、樅沢岳に着きました。
開けた場所で、天気が良ければ双六岳方面と槍ヶ岳方面が見え、双六小屋に宿泊した人がお散歩でここに登ることも多いです。
西鎌尾根は、天気がよいと正面にずっと槍ヶ岳を見ながら登り、段々と迫ってくる槍ヶ岳の姿が見どころです。
この日は西鎌尾根の途中から雨が降り出し、天気は良くありませんでした。
それでも、槍ヶ岳手前まで来ると少し天気がよくなり、雲の切れ間からチラチラと尖った槍ヶ岳の穂先が見えました。
西鎌尾根の道は始めからハイマツや背の低い植物が茂る高山帯の砂礫の道で、徐々に岩が多く、植物が少なくなっていきます。
西鎌尾根を登っていき千丈乗越という場所まで行くと、新穂高温泉から登ってくる道と合流し、槍ヶ岳山荘まであと1時間ほど。
千丈乗越まで来ると、正面に鋭い山容の槍ヶ岳、右手に穂高連峰がすぐ近くに見えてきます。
穂高岳を見て、今日はあそこまで行く!と気合を入れ直しましたね。
千丈乗越から槍ヶ岳は1時間ほどのコースタイムなのですが、標高が3,000 mを越えるために空気が薄くすぐに息が切れてしまいます。
また、登山道も岩場の急な登りなので、つらい局面です。道の途中で息をゼーゼーと切らして立ち止まる人も多いです。
槍ヶ岳山荘に到着!!
白い大きな岩がゴロゴロする道を登りきると、赤い屋根の槍ヶ岳山荘と槍ヶ岳山頂 (通称、槍の穂先)が両脇に見えました。およそ標高3,100 m。
午前9時半頃に槍ヶ岳山荘に到着。天気が悪かったため、槍の穂先には登らず山荘前で休憩することにしました。
槍ヶ岳山荘ではコーラを飲みながら少し多めに休憩をとりました (30分ほど)。
というのも、穂高岳に行くか、それともここから槍沢を下って上高地へ行くかのチェックポイントだったからです。
朝から雨が降ったりやんだり、雲がかかったりスカッと晴れたりと天気は不安定でしたので、午後に穂高岳に登るとなると怖いのは雷です。
雨だけならまだよいのですが、雷は隠れる場所がない穂高岳の稜線では特に危険です。
現状はまだ雨が降っていたものの、朝から気温は低く、山岳天気予報も槍ヶ岳山荘に張ってあった予報も午後から翌日へかけて徐々に天気が回復するとのことで、それを信じて穂高岳へ縦走することにしました。
何より、穂高岳まで縦走したいという強い気持ちがあったので、迷いはあまりありませんでした。日本アルプス縦走のレースでは穂高岳は通らないので、尚更自分の登山では登りたかったです。
穂高岳方面へ縦走!
午前10時に槍ヶ岳山荘を出発、午後いっぱいで穂高連峰を縦走することにしました。
出発時に再び雨が降り始めレインコートを着て、冷たい風が吹く中いざ穂高岳方面の稜線へ。
槍ヶ岳から穂高連峰の稜線は、標高3,000 mを越えハイマツすらほとんど生えない岩だらけの風景です。このような風景は日本アルプスでも中々なく、穂高岳が人気な理由の一つでしょう。
まずは槍ヶ岳から少し下って登り返し、標高3,101 mの大喰岳へ。
大喰岳山頂は平らで広い場所でしたが、何も見えないので通過。
次は中岳へ。
穂高岳の稜線の道は、何トンもありそうな大きな岩がゴロゴロしています。不安定な浮石もあり、道の上の石でも乗るとゴロゴロ、ガラガラと鳴ります。
天気は悪かったのですが、岩だらけの穂高連峰を歩き、天上の岩場を散歩しているような気分で快適でした。
中岳到着
標高3,084 mの中岳。パッとしない山名ですが、標高は3,000 mを越えています。
付近は山小屋も登山道分岐もなく、ひたすら稜線を歩くだけです。
今年は残雪が多く、穂高連峰の稜線上にも結構雪が残っていました。
通行の支障にならない程度なら景色のアクセントにもなりますし、稜線でも水場が涸れていないという証でもあります。
残雪が少ない年は、8月の早い段階で標高が高い場所の水場が涸れてしまうこともあるので、残雪は大事!
中岳を過ぎて、次は南岳です。
南岳はすぐ下に南岳小屋があるので、ここでお昼ご飯にしようと思い、ルンルン気分で稜線を歩いて南岳へ。
南岳へ向かって歩いていてもこの日はあいにくの天気で穂高岳はまだ厚い雲の中。
展望がないのは残念でしたが、穂高岳まで縦走できるだけでもよし、展望だけならまた登りにくればよい、そんな心持ちでした。
稜線散歩も快適で楽しいですが、数百メートル下の谷が見えるのもこのコースのよいところです。
穂高の稜線の谷は氷河で削られた氷河地形になっており、鋭くそびえたった峰に登ると、この削り取られた圏谷もよく眺められるということです。
こんな景色を楽しんでいるといよいよ南岳が近づいてきました。
後ろを振り向くと調度雲が切れて、尖った槍ヶ岳が、、、。
南岳、到着!
ゆるやかな砂礫の登山道を登ると南岳山頂。標高3,033 m。
南岳山荘から登ってくる登山者がチラホラ見えました。
南岳に到着するころ、雲がちょうど晴れてきて眼下に南岳小屋、遠くに北穂高岳の威容が見えました。
しばし眺めを楽しんだ後、お昼ご飯を求めて南岳小屋へ。
小屋で食事をとろうとしたら、売り切れとのこと。小さい小屋だし、昨今の山登りブームだからかな?
カップラーメンはあるというので、仕方なくそれで我慢。こういうことも想定してお菓子や食事は多めに持ってきておいてよかったです。
大キレットを越えて北穂高岳へ
さて、ここからが正念場です。
南岳山荘から北穂高岳に縦走するには大キレットと呼ばれる難所を通過しなければなりません。
大キレットはスパっと稜線が切れた箇所で、ここの通過は稜線上を歩くにしても大きく下って再びまた登り返す必要があります。
岩場なのでテクニックや経験が必要、さらに降りて登り返すので体力も必須です。
具体的に大キレットのコースを説明すると、ほとんど垂直に近い岩場を上り下りしながら下ります。梯子や鎖を使った登降、岩に打たれたボルトをたよりに上り下りする箇所があります。
両脇は岩壁で数百メートル下の谷まで切れ落ちているのでかなりの高度感があります。
場所によってはコースが幅 数十 cmしかない岩の上を通り、両脇は垂直な岩壁なんてところも、、、。
高所恐怖症の方はまず通過は無理でしょう。
近年はこういうコースを通過する人は、落石に備えて皆ヘルメットをかぶっています。浮石が多く、登山者も増えてきたので、こういう岩場のコースはヘルメット必須。
これから進む大キレットのコースを見ると、意外にも緑の部分が多い (上の写真)。
岩しかない北穂高岳の登りは急だし怖そうだけど、下の緑のところは危なくなさそう、、、なんて思いませんか?
実際に降りてみましょう。
まずは、梯子や鎖で大キレットの下まで降りていくことにした。
ここら辺は浮石があまりないので、ヒョイヒョイと下って行きました。
大キレットの下の緑の部分までくると、大きな岩がゴロゴロしている稜線でした。
不安定な岩や石が多く、緑のハイマツが生えているような場所まで下ると落石が多そうで、それより上の安定した岩の稜線を歩いて行くコースのようです。
大キレットの一番下の方まで下りると、岩の稜線の上を歩いて行きますが、場所によっては歩く岩の幅が数十cmしかない。それも左右は下まで切れ落ちていて、スース―するような感覚もあるでしょう。
慣れている人は楽しいでしょうが、慣れていない人や高い所が苦手な人は怖いところかと。
一番下まで降りたら、今度は標高3,106 mの北穂高岳まで岩壁を登り返します。
途中、長谷川ピークという岩の峰と飛騨泣きという難所を越え北穂高岳の北の岩壁を登っていくと、北穂小屋に着きます。
実は、長谷川ピークは気づかずにいつのまにか通過してしまったので、後から振り返った写真をとりました。
ここら辺、ずーっと岩の登り降りなので、写真でお楽しみください。
長谷川ピークを過ぎるといよいよ北穂高岳の岩壁に取り付きました。
そうそう、長谷川ピークを過ぎて岩壁に取り付いたあたりに、もう一つ有名な難所があります。
「飛騨泣き」という名前で如何にも難所とわかります。
飛騨泣きは数メートルの岩場で本当に垂直で、岩のとっかかりが少ないためにボルトを使わないと通過が面倒です。
濡れていたりしない限りは別段警戒する必要もないと思うのですが、左右の岩場が切れ落ちているのでロープで確保して登り降りしている人もいました。
個人的には、このような有名な難所よりは何でもないような岩場の下り、特に細かい砂礫が混ざった斜面を下る時の方が事故を起こしそうなように感じます。
山での遭難や事故であるあるですが、油断した時に起こります。警戒している時はまだ安全なのです。
北穂高岳の岩壁はほとんど垂直な場所を手足を使って一気に標高差300 m程登るので疲れるところです。
停滞すると落石など事故に巻き込まれる恐れもあるので、ここは早歩きで登り北穂小屋まで頑張りました。
この北穂高岳の岩場の道、垂直な箇所を登ったり横切ったりしますが、道の幅が極端に狭い箇所もありました。
登山者は実際多いのですが、すれ違う時大変そうだなぁと思いました。
憧れの北穂高岳到着!!!
岩場の狭い道を登っていき、「何か人の声がするなぁ」と思っていたら、北穂小屋のテラス裏に出ました。
今まで岩場の過酷な道を登ってきたのに、急に人が大勢いてビールを飲んでいる空間に出て驚きました。
それほど、これまで登ってきた岩の道が非日常だったということでしょうか。
北穂小屋でコーラを買って飲み干し、少し休んですぐ上にある北穂高岳山頂へ行きました。
この日は眺めはよくなかったけど、穂高岳まで縦走できたという充実感だけで十分に自分の気持ちは満たされていました。
標高3,106 m。時刻は午後2時前。そろそろ、今日はどこまで行くか考える時間です。
さらに奥に鎮座する奥穂高岳や西穂高岳まで縦走する計画もありましたが、翌日には北アルプスを出て中央アルプスへ向かわなければならないこと、北穂高岳だけだけど一応穂高連峰まで縦走できたことから、この日は北穂高岳から涸沢に下ってテントを張ることにしました。
いざ大好きな涸沢へ!
涸沢 (からさわ)は、北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳の標高3,000 mを山々に囲まれた場所にあるカール状の地形です。
昔に氷河によって削られた「おわん」のような地形で、谷の底には氷河によって運ばれたと言われる大きな岩がゴロゴロしています。
残雪が豊富なので水が得られ、三方を高い山に囲まれるため山を眺めてもよし、岩が少し面倒ですがキャンプもよしの最高の場所です。
あとは涸沢に下るだけなので気が楽です。
眼下に涸沢や周りの前穂高岳や大きな雪渓を眺めながら、北穂高岳の尾根を降りました。
北穂高岳の尾根道は急と言えば急で、岩場や鎖場も少しあります。
ただ傾斜が急な分、下の涸沢がよく見えます。この穂高岳や涸沢一帯は背が高い樹林が発達しにくいので、大体どこでも周辺の山々をよく眺められます。
降りていくと段々と涸沢に張ってある色とりどりのテントも見えてきました。
よく見ると今年は残雪が多くてテントを張るスペースがあまりないみたい、、、。
ただでさえ涸沢のテント場は人気で張る場所を探すのが大変なのです。
よい場所に張りたかったので、少し歩くペースをアップ!
北穂高岳から涸沢までは標高差は約800 mほど。
傾斜が急ですが、距離は短いので助かります。
涸沢を見ながら、あともうすぐ!とワクワクしながら下りました。
涸沢に到着!
涸沢小屋の横のヘリポートに降りてくるとテントの多いこと!若干、張れるかな?と心配になりました。
この年は特に雪が多かったようです。本来は上の写真の真ん中あたりの雪がなく、そこがキャンプ場になるはずだったので、場所が半減していますね。
涸沢は岩や砂礫の地面、雪の上でキャンプすることは大丈夫ですが、草地の上は禁止されています (ポールが立ててあって「ここまで可能」という印になっています)。
この時はあまりに場所がなく、草地にテントを張っていて怒られている人もいました。
雪の上に張っている人もいましたが、普通に寒いですしね、、、。
午後3時頃、涸沢に到着。
さて、僕も急いでテントの幕営申請を済ませ、雪渓に近い場所に何とかテントを張りました。
涸沢は大岩が多く、平らな場所が限られているので、寝やすい場所を確保するのが大変です。
少し斜めになった斜面や下に尖った岩があって寝ると痛いということもよくあります。そのため、涸沢ヒュッテのテント受付ではベニヤ合板を貸出していますが、数に限りがあるため大体使えません、、、。
この日の僕の場所も少しゴツゴツしていて寝にくかったです。
涸沢には涸沢ヒュッテと涸沢小屋という小屋があり、どちらも賑わっていました。
どちらもテラスがありますが、涸沢ヒュッテの方が北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳と全て眺められるのでよいかも?
ともあれ、ラーメンやカレー、ビールなどをこのようなテラスで食べながら楽しめるので最高です!
奥穂高岳や西穂高岳まで縦走したい気持ちもありましたが、日本海の海岸から歩いて北アルプスを登り、穂高岳まで縦走してきて大好きな涸沢によることもできたので、北アルプスの縦走という面だけで見てもかなり満足のいく山登りです。
明日は上高地まで下って北アルプスから離れるので、涸沢ヒュッテのテラスでゆっくり過ごしました。
午後から天気は曇りになってしまいましたが、それでも十分でした。
日の入近くになると、雪渓から冷気が出てきて真夏なのに気温が10℃以下になりました。ダウンジャケットでちょうどよいくらいです。
明日はとりあえず午前中に上高地に降りて、温泉とご飯かな~とゆるくオフ気味な計画を立てながら、冷気に耐えられずシュラフの中で眠りにつきました。
4日目は黒部五郎小舎から槍・穂高を越えて涸沢まで。5日目は?
4日目は黒部五郎小舎から三俣蓮華岳、双六岳と越えて、双六小屋へ。さらに槍ヶ岳から大キレットを越えて北穂高岳へ行き、涸沢へ下りテントを張りました。
5日目は午前に上高地へ下るものの、その後は中央アルプス山麓へ向けてどこまで進めるか?
上高地から中央アルプス登山口まで舗装路を約70 km歩きます。上高地まで下る分もあるので、1日で到達するのは厳しいかな、、、途中で野宿の見込みでしょう。
(2017年 日本アルプス縦走・5日目へ続く)