𝑴𝒖𝒊𝒓𝒊𝒂 𝒉𝒐𝒓𝒕𝒆𝒏𝒔𝒆、毛の生えた緑色の卵?? アフリカ大陸の南端、南アフリカ共和国の南西部にLittle Karoo (Klein Karoo) リトル・カルーと呼ばれる大きな谷があります。 リトル・カルーは、周りを山脈に囲まれた乾燥地で、南アフリカに産する乾燥地に適応し…
南アルプス仙丈ヶ岳の山頂 日本アルプス縦走もいよいよ後半に突入。8日目です。 この日は南アルプスに突入する日で長丁場のため、早朝出発を目指して0時には目をパッチリ覚ましていました。 昼間から夕方にかけて寝ておいたので眠気の方は問題ありませんでし…
𝑶𝒙𝒂𝒍𝒊𝒔 𝒏𝒐𝒓𝒕𝒊𝒆𝒓𝒊、濃いピンクの花を咲かせる 今回は、葉の形や花の色が色々な𝑶𝒙𝒂𝒍𝒊𝒔属 (オキザリス属)の植物をまとめて紹介したいと思います。 オキザリスは、日本にも自生するカタバミの仲間です。三つ葉がチャーミングな雑草なので、見たことがある人も多…
𝑺𝒑𝒂𝒓𝒂𝒙𝒊𝒔 𝒎𝒂𝒄𝒖𝒍𝒐𝒔𝒂 今回は1種類のみの短い紹介です。でも、素晴らしい種類だと思うので、これだけでも十分かなと。 紹介するのは𝑺𝒑𝒂𝒓𝒂𝒙𝒊𝒔属 (スパラキシス属)というアヤメ科の球根植物の1種です。𝑺𝒑𝒂𝒓𝒂𝒙𝒊𝒔属は南アフリカに自生する種類が多く、花色がオレン…
伊那前岳7合目付近 日本アルプス縦走7日目、中央アルプスの空木岳へ縦走する予定で朝4時頃起きましたが、昨晩から降り始めた雨が止まずに朝から大雨。障害物のない高山帯なので、風も吹き荒れて台風のような暴風雨でした。 とりあえず朝ごはんを食べて5時に…
𝑪𝒐𝒏𝒐𝒑𝒉𝒚𝒕𝒖𝒎 𝒐𝒃𝒄𝒐𝒓𝒅𝒆𝒍𝒍𝒖𝒎 var. 𝒄𝒆𝒓𝒆𝒔𝒊𝒂𝒏𝒖𝒎 '𝒔𝒑𝒆𝒄𝒕𝒂𝒃𝒊𝒍𝒆' (Kaaimans Gat) コノフィツムは秋から春にかけて成長する多肉植物。 春らしくなり、そろそろコノフィツム達が休眠のための準備を始めています。生き生きとした姿のコノフィツムを見られる季節が終わり…
𝑳𝒂𝒑𝒆𝒊𝒓𝒐𝒖𝒔𝒊𝒂 𝒔𝒊𝒍𝒆𝒏𝒐𝒊𝒅𝒆𝒔 春に咲く球根植物達が咲き始めていたので紹介します。 今回紹介するのは、アヤメ科の𝑳𝒂𝒑𝒆𝒊𝒓𝒐𝒖𝒔𝒊𝒂属 (ラペイロウシア属)の2種類です。2種とも南アフリカの冬季降雨地帯に生えるようです。 南アフリカには多くの球根植物が自生しますが…
𝑪𝒐𝒏𝒐𝒑𝒉𝒚𝒕𝒖𝒎 𝒎𝒊𝒏𝒊𝒎𝒖𝒎 '𝒘𝒊𝒕𝒕𝒆𝒃𝒆𝒓𝒈𝒆𝒏𝒔𝒆' [PV913 Matjiesfontein] 最近、更新をサボっていましたので、久々です。 以前、色々なコノフィツムの種類を紹介した記事の続編です。 今回も、葉の形や模様が様々な種類を紹介します。
中央アルプスの木曽前岳 tawashiatsume.hatenablog.com 5日目は境峠付近で22時ごろに休みを取り、翌日の6日目は午前4時ほどに起床しました。 朝ごはんを作り、テントを畳んで5時前に出発。 今日の行程は、境峠から中央アルプス山麓まで下っていき、そこから…
𝑴𝒆𝒍𝒐𝒄𝒂𝒄𝒕𝒖𝒔 𝒂𝒛𝒖𝒓𝒆𝒖𝒔 [HU 256 Brazil. Bahia: Juassara, Rio Jacare, alt. 450 m] 本日のサボテンは、ブラジルのサボテン、𝑴𝒆𝒍𝒐𝒄𝒂𝒄𝒕𝒖𝒔 𝒂𝒛𝒖𝒓𝒆𝒖𝒔 メロカクタス・アズレウスという名前のサボテンです。 表題の通り、球体の色が青白くなるのが特徴の1つです。 植…
南アフリカに生える多肉植物、𝑨𝒓𝒈𝒚𝒓𝒐𝒅𝒆𝒓𝒎𝒂属 (アルギロデルマ属)の種類を紹介します。 この指のような細長い葉には、一目で惹き付けられる方が多いと思います。 学名は𝑨𝒓𝒈𝒚𝒓𝒐𝒅𝒆𝒓𝒎𝒂 𝒇𝒊𝒔𝒔𝒖𝒎 (アルギロデルマ・フィッスム)と言います。種を買った先では𝑨𝒓𝒈𝒚𝒓𝒐𝒅𝒆…
最高の天気の涸沢、前穂高岳と奥穂高岳がよく見える tawashiatsume.hatenablog.com 5日目の8月13日、この日はオフ気味なので遅い時間まで寝ていました。山に登らない予定なので早起きする必要がないです。 といっても、奥穂高岳や北穂高岳に登り始める登山者…
𝑻𝒊𝒕𝒂𝒏𝒐𝒑𝒔𝒊𝒔 𝒄𝒂𝒍𝒄𝒂𝒓𝒆𝒂 (Oorlogshoek) 南アフリカからナミビアにかけての乾燥地に生える多肉植物の仲間、𝑻𝒊𝒕𝒂𝒏𝒐𝒑𝒔𝒊𝒔属 (チタノプシス属)の種類。この仲間の種類はみな、葉にイボを持ち独特な姿をしています。 一見、生きている植物には思えない姿は、園芸の世…
𝑬𝒓𝒊𝒐𝒔𝒚𝒄𝒆 𝒆𝒔𝒎𝒆𝒓𝒂𝒍𝒅𝒂𝒏𝒂 BCHK 1383 本日のサボテンは、世界でもっとも降水量が少ないとされる南米チリのアタカマ砂漠に生える種類です。 名前を𝑬𝒓𝒊𝒐𝒔𝒚𝒄𝒆 𝒆𝒔𝒎𝒆𝒓𝒂𝒍𝒅𝒂𝒏𝒂 エリオシケ・エスメラルダナという、大きくても直径が4 cmほどまでにしかならない小型のサボ…
霧の中に浮かぶ荒々しい長谷川ピーク tawashiatsume.hatenablog.com 日本アルプス縦走も北アルプスの後半部分にして核心部に差し掛かってきました。 4日目の8月12日、午前3時に起床。 北アルプスの核心部、槍ヶ岳と穂高岳を越えるために余裕を持つべく、少し…
𝑷𝒔𝒆𝒖𝒅𝒐𝒍𝒊𝒕𝒉𝒐𝒔 𝒎𝒊𝒈𝒊𝒖𝒓𝒕𝒊𝒏𝒖𝒔、生きている植物には見えない、、、 本日紹介するのは𝑷𝒔𝒆𝒖𝒅𝒐𝒍𝒊𝒕𝒉𝒐𝒔 𝒎𝒊𝒈𝒊𝒖𝒓𝒕𝒊𝒏𝒖𝒔 プセウドリトス・ミギウルティヌスという、如何にも奇妙な見た目の植物です。ガガイモと呼ばれる植物の仲間です。 以前、同じ𝑷𝒔𝒆𝒖𝒅𝒐𝒍𝒊𝒕𝒉𝒐𝒔属の種類を…
中央の雲がかかりかけている薬師岳と太郎平小屋 tawashiatsume.hatenablog.com 3日目の8月11日、午前3時半起床。 昨日夕方から夜通し降っていた雨はほぼ止んできていて、出発するころには止みそうでした。 2日目が割とハードな行程でしたが、筋肉痛はなし、…
𝑬𝒄𝒉𝒊𝒏𝒐𝒑𝒔𝒊𝒔 𝒇𝒆𝒓𝒐𝒙 WR 209 種から育てたサボテンの中でも個人的にかなり好きなサボテンを紹介します。 𝑬𝒄𝒉𝒊𝒏𝒐𝒑𝒔𝒊𝒔 𝒇𝒆𝒓𝒐𝒙 エキノプシス・フェロックス (𝑳𝒐𝒃𝒊𝒗𝒊𝒂 𝒇𝒆𝒓𝒐𝒙 ロビビア・フェロックスという学名を使う人もいます)というサボテンで、長さ20 cmか、おそ…
劔岳から見る立山連峰 tawashiatsume.hatenablog.com 2日目の8月10日、0時より前に起きて朝ごはんを食べてテントを畳み、午前1時前には登山を開始しました。 2日目の予定は、馬場島から日本百名山である劔岳へ登り、同じく百名山の立山を通過して五色ヶ原山…
𝑨𝒔𝒕𝒓𝒊𝒅𝒊𝒂 𝒍𝒐𝒏𝒈𝒊𝒇𝒐𝒍𝒊𝒂 PV 1572 Sonsberg 南アフリカからナミビアにかけて、メセンブリアンテマム (Mesembryanthemum)と呼ばれていた多肉植物のグループ (現在のハマミズナ科 Aizoaceae)があります。略してメセン (海外ではMesemb、Mesembsなど)と呼ばれます。…
北アルプスの劔岳、豪雪によって削られた岩山で日本百名山 こんにちは。ブログのネタ不足のために、過去の長期登山を連載ですることにしました。 今回は、今まで登った中で最も過酷だった日本アルプス縦走について書きたいと思います。 日本アルプス縦走は、…
𝑬𝒖𝒑𝒉𝒐𝒓𝒃𝒊𝒂 𝒐𝒃𝒆𝒔𝒂 ssp. 𝒔𝒚𝒎𝒎𝒆𝒕𝒓𝒊𝒄𝒂 あたかも丸いサボテンのように見える多肉植物、𝑬𝒖𝒑𝒉𝒐𝒓𝒃𝒊𝒂 𝒐𝒃𝒆𝒔𝒂 ssp. 𝒔𝒚𝒎𝒎𝒆𝒕𝒓𝒊𝒄𝒂 ユーフォルビア (エウフォルビア)・オベサのシンメトリカ亜種。 丸々とした茎はサボテンのようですが、こちらはトウダイグサ科の植物です。…
𝑴𝒐𝒏𝒔𝒐𝒏𝒊𝒂 𝒉𝒆𝒓𝒓𝒆𝒊 今回紹介するのは、南アフリカからナミビアの砂漠に生える𝑴𝒐𝒏𝒔𝒐𝒏𝒊𝒂 モンソニア属の植物です。 以前は𝑺𝒂𝒓𝒄𝒐𝒄𝒂𝒖𝒍𝒐𝒏 サルコカウロン属という名前で、ソーセージのような太い多肉質の茎を持ち、砂漠に生える種類が𝑺𝒂𝒓𝒄𝒐𝒄𝒂𝒖𝒍𝒐𝒏属に入れられていま…
上高地の河童橋、天気が良いと橋の後ろに穂高連峰が見える tawashiatsume.hatenablog.com 2019年 北アルプス縦走シリーズも、この5日目が最後になります。 4日目は、槍ヶ岳山荘まで歩き、槍ヶ岳山荘から少し下った殺生ヒュッテでテントを張りました。5日目は…
𝑨𝒈𝒂𝒗𝒆 𝒕𝒊𝒕𝒂𝒏𝒐𝒕𝒂 'Blue Ball'、種から2、3年程 今日は、ちまたで人気が出てきている𝑨𝒈𝒂𝒗𝒆 アガベの種類を紹介します。 アガベとは𝑨𝒈𝒂𝒗𝒆 アガベ属の植物のことで外見はアロエのようで、多くの種類が鋭いトゲを持ちます。 人気と言っても、本当に人気なのはある…
槍ヶ岳、尖った山の形は遠くから見てもすぐわかる。 tawashiatsume.hatenablog.com 4日目、午前3時少し前に目が覚めました。 つらかった3日目とは裏腹に身体に疲れをあまり感じなく、よくご飯を食べてよく休んだのが功をなしたようです。 周りのテントの登山…
岩が目立つ烏帽子岳 tawashiatsume.hatenablog.com 3日目は食料もあまり消費してないために荷物が重く、かつ長時間行動の一番ハードな日になると思われたので、とりあえず午前3時起き、4時出発としました。 コースも稜線沿いに蓮華岳~七倉岳と縦走するとと…
鹿島槍ヶ岳 tawashiatsume.hatenablog.com 2019年9月北アルプス縦走・2日目、予定は五竜山荘から針ノ木峠までですが、果たして行けるのか、、、。昭文社の地図の地図によると標準コースタイムは計20時間ほど。 テントや数日分の食料が入った重い荷物を背負っ…
五竜岳、下に見えるのは五竜山荘 夏山を少し長めの日数かけて歩きたい!と思い、2019年9月に北アルプスの山々を縦走した、その時の記録を振り返って見ることにしました。 本当は、以前みたいに富山県の海岸から登って、山脈の端から端まで歩きたかったのです…
𝑪𝒐𝒓𝒚𝒑𝒉𝒂𝒏𝒕𝒉𝒂属のサボテンの実生、種から1、2年ほど。 今日は、種から育てて1、2年程の若いサボテンの紹介をしたいと思います。𝑪𝒐𝒓𝒚𝒑𝒉𝒂𝒏𝒕𝒉𝒂属のサボテンの仲間で2種類を紹介します。 どちらの種類も、ゴマ粒ほどの大きさの種から1、2年育てて直径が約1~2 cm…